【旅をすれば誰もがミニマリスト】僕にとって大事なことなんていくつもないと思うんだ〜旅に出てわかったこと〜
最近、本屋で出会ったミニマリストの本を読んでいる。
ミニマリストとは自分にとって必要な愛情を持てるモノだけを持つことで、そこに生まれるあらゆるスペースから自由や幸せを見出している人たちのことだ(たぶん)。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/07/25
- メディア: Kindle版
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僕が考える、一番手っ取り早くミニマリストになれる方法は、
旅をすること
であり、
旅をするとき、きっと誰もがミニマリストである。
僕もこの中で紹介されている方々のようにストイックにはいかないまでも、旅をする中でモノとも必然的に向き合っている。
旅を始める時、持っていくモノは自分で選ばければいけないし、その道中では自分の持ち物は自分で運ばなければいけない。
普段の生活では家がモノを置く場所になるけれど、旅の最中ではその場所が自分が背負っているバックパックやらゴロゴロと転がすキャリーバッグになる。
当たり前だけど、シャンプーやらTシャツが自ら人間の後をついてくるなんてことはない。
だから必要以上に詰め込んだ分だけそれはわかりやすく自分に疲労として返ってくるし、
目の前にあるモノやこれから必要だと思っているものが本当に必要なものなのか、否が応にも向き合うことになる。
そしてモノを軽くすることは自分の心と体を軽くすることに直結する。
僕は今、婚前道中膝栗毛のおふたりの家に泊めてもらっている。
彼らはカップルでリヤカーをひいて鹿児島から北海道までを徒歩で縦断し、先日ゴールを果たしたばかりだ。
ふたりは本当に素晴らしいチームであり、一緒にいても距離感が絶妙でサラッと風通しが良く、とても居心地がいい。
ゴールした今、ふたりは知り合ったヒッチハイカーさんが関東から九州に移住したために空いてしまっていた部屋に住んでいる。
僕もそのヒッチハイカーさんには逢いに行ったことがあって、やっぱりサラッとした風通しの良さを感じる。
旅をしている人に出会うと、どんな人からもそういうサラッとした風通しの良さを感じる。
それは旅の中ではモノ以外のところに価値を見出しているからなのではないかと思う。
現代、モノはそこら中に溢れてまくっていて、買ったり手に入れたりしても次々に物欲を刺激する新しいモノが世の中に生み出されている。
これを買えば自分はもっと幸せになれる!
とか
これを手に入れれば他人の見る目が変わるはず!
といってモノを手に入れることを繰り返していると、次第に自分の周りにはモノが溢れかえり、次第に部屋も心も風通しが悪くなり身動きが取れなくなっていく。
それは自分が望んでいた幸せなのだろうか?
それは望んでいた自分の姿なのだろうか?
モノは自分の外にあるモノで、捨てたからといって自分の体や心が減るわけでない。
むしろモノを減らすことで、モノ以外に価値を見出すことでもっと自由に生きられるのではないだろうか。
旅はモノと向き合う絶好のチャンス
であり、旅をしてみると本当に必要なモノは鞄ひとつあれば足りてしまうことがよくわかる。
そして今も自分の家にホコリをかぶっているモノたちが絶対に必要なモノではないことに気がつくことができる。
それは、自分が今この瞬間を生きていることが何よりの証明だ。
自分にとって本当に本当に必要で大切なモノは数えるくらいしかないのだと思う。
だからそれ以外のモノを持つ必要などどこにもない。
それでも急に必要になったのならわざわざ持たなくても誰かに借りればいい。
この考え方はモノだけじゃなくて人生そのものにも当てはまる。
人間関係、肩書き、コンプレックス、お金、過去、未来、などなど。
自分の人生において風通しが悪いと感じる物事の多くはきっと手放してもきっと意外と大丈夫であり、むしろ手放した方がそこに生まれる余白にステキな風が舞い込んでくるのだと思う。
僕はこれらのことを旅を通して日々感じることができていて、余白にはいつもステキな出会いが舞い込んでくる。
そして僕は今、幸せの中を生きている。
幸せや理想は遠い未来やどこか遠くに置くこともできるけど、今この瞬間からその中を生き始めることもできる。
その手段のひとつがモノと向き合うことであり、
繰り返しになるが僕が一番手っ取り早いと思う方法が
旅をすること
であり、
旅をするとき、きっと誰もがミニマリストである。
旅を始める時、持っていくモノは自分で選ばければいけないし、その道中では自分の持ち物は自分で運ばなければいけない。
普段の生活では家がモノを置く場所になるけれど、旅の最中ではその場所が自分が背負っているバックパックやらゴロゴロと転がすキャリーバッグになる。
当たり前だけど、モノが自ら人間の後についてくるなんてことはない。
だから必要以上に詰め込んでしまえば、それはわかりやすく自分に疲労として返ってくる。
だから目の前にあるモノやこれから必要だと思っているものが本当に必要なものなのか、否が応にも向き合うことになる。
モノを軽くすることは自分の心と体を軽くすることに直結する。
まずはスマホのいらないアプリや写真をひとつ消すことからでもいい。
大それたことなんて最初から必要ではないのだ。
My favorite song!!
婚前道中膝栗毛のふたりはいつでもどこでも自然体で、本当にいいチームだと思う。
ステキすぎる!!!
今回の曲はELLEGARDENの”金星”です。
ミニマリストについて記事を書きたいと思った時、まっ先に浮かんだ曲がこの金星でした。
ねぇ この夜が終わる頃 僕らも消えていく
そう思えば 僕にとって 大事なことなんて いくつもないと思うんだ
”もし今日で世界が終わるとしたら何をする?”
誰もがこんなことを一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
僕は人生や世界は、ゲームをしていて突然電源が落ちたりするように、今から1秒後に終わってしまっても全然おかしくないと思っています。
未来は誰にもわからないということです。
だから今この瞬間を精一杯生き続けることに自分の命を使いたいと思うようになりました。
そのおかげで大切なものがなにか少しづつわかるようになり、(見えないモノも含めて)いらないモノを少しづつ手放したところにたくさんのステキな出会いが舞い込んできました。
今回の婚前道中膝栗毛との出会いもそうです。
本当に本当にステキなチームであり、そんなふたりと出会えた僕は幸せ者です。
僕とふたりとの出会いについてはこちら。
これからどんな未来が待っているかなんて、予想はできてもホントのところは未来が今になってみるまで誰にもわかりません。
だからこそ
今この瞬間を自分に正直に生き続けるのみ
だと思っています。